あせりは禁物!治療はゆっくり時間をかけて。

治ったかもしれないという自己判断はよくない

鬱状態といっても、気が滅入っている状態が24時間365日、ずっと続くわけではありません。鬱状態と躁状態が交互にくるタイプの人であればものすごくテンションが高く、なんでもやれそうな気持ちになる時期もありますし、通常のうつ病であっても、「今日は比較的気分がいい」ということもあります。 注意したいのは、うつ病の治療を始めて、これまでよりも調子がいいとなった場合、「もう治ったんだ」と捉えてしまうことです。特に早く職場に復帰しないと申し訳ないという気持ちを抱えている場合、一時的な回復を完全な回復と自己評価してしまうことがあるでしょう。しかし、中途半端な回復で復帰するとすぐに再発して、結局、治療前の状態に戻ってしまうことになりがちです。

自助グループを利用してリラックス

うつ病は表面的には症状が見えない分、第三者からすると「どこが悪いんだ?」という疑問を抱くことも多く、患者はそういった疑心暗鬼な目で見られることに焦ってしまうこともあるかもしれませんが、じっくりと時間をかけて治すことが大切です。くれぐれも自己判断で通院をやめたり、薬をやめるといったことは避けましょう。 うつ病患者の自助グループに参加するのも一つの手です。話し相手が自分と同じうつ病患者であれば、「早く治したいと焦っている」などの気持ちを吐き出しやすいですし、それに対する共感も得られやすく、楽になります。また、家族と一緒に自宅にいるとなんとなくプレッシャーを感じてしまうという場合の逃げ場にもなるでしょう。